誰も見捨てないこと

誰も見捨てないことの大切さをどうしてら生徒に伝えられるのだろうか…

 

私の『学び合い』では

①「さぁどうぞ」のあとに生徒が動く。仲のいい子のグループができる。

②あるグループA、グループBは早く解き終え、あるグループCはずっとお喋りをしている。

③グループAはワーク解き始める。グループBはお喋りを始める。グループCはお喋りのまま。

結果毎回1/3しかできたにならない。

 

どうしたらいいのだろうか…

どこでやっても同じようになるから、原因は自分にあり、自分の語り方なんだと思う。

 

お喋りの人の周りで、「全員ができるために話してるんだよね?」、生徒「はい!!!当たり前じゃないですか。」答えてまた話を続ける。

 

ネームプレートの前で「ワークとかお喋りしてる人がいるけど、まだ全然できてないけどなぁ」と言ったり。

 

終わりに「自分で課題を見つけるとこは大切さで、お喋りしてる人がいる中、本当にできるかワークで確かめてる人達もいて頼もしい。でも、黒板を見て、クラスで『できた!』って人はこれだけなんだよ。できない人には『教えて』と言えるようになって欲しい。けど、周りは自分が終わってそれまでになってない?お喋りしてる人、ワークやってる人、できてない人を見捨ててない?そんなことはないよね。次は期待してるよ。」などと語ったり。

 

この前参加した『学び合い』の会では、「先生自身が本気じゃない。別に今の状態がいいと思ってるから、そうなるんだよ。」と言われた。

 

子どもは教師の意図を察する。そうゆう子がクラスを動かす。その通りなのかもしれない…

 

でも、

 

でも、

 

でも、

 

自分は、「教えて」と言える生徒に育てたい「教えてあげようか?」と言える生徒に育てたい。課題をみんなの力で解決できる集団を育てたい。

そのために「誰も見捨てない」ことを本気で考える集団になってほしい。