群馬『』セミナーに参加しました。

『学び合い』をともに学び合うセミナーin群馬

に参加してきました。

西川先生の講演を聞き、他の実践者さんの報告を聞き、うまくいってないことを相談でき、新幹線で十分な睡眠が取れ、有意義な1日でした。

 

フリートークで西川先生と、懇親会で他の実践者さんと話す機会があったので忘れないうちに聞いたことを書いておきたいと思います。

 

【西川先生とのフリートーク

「自分の一番の課題はグループの枠を越て、流動的にならない。」

西川先生「『学び合い』の基本は、教師の意図を組める2割を動かすこと。あなたの授業で、この子なら話が通じるなって子は何してる?」

「ワークをしてます。」

西川先生「それだと語れてないってことだよ。伝わってない。"学歴の経済学"、"サバイバルアクティブラーニング"、"緊急提言eポートフォリオ"などにも書いてあることで『学び合い』が得だってことを語らないといけない。例えば、高校入試は団体戦なんだ。"富士山はなぜ高いかしってるか?"それはすそのが広いから。もし、すそのが狭かったら高くはなれなかった。みんなも同じ夢を持った人がたくさんいたほうが自分を高められるんだよ。」

西川先生「露骨にやってみればいいんだよ。ちゃんとした行動が取れた子がいたら、露骨に『今日は凄く素敵な行動をしてくれた子がいました。』といって誉めてあげればいいんだよ。」

 

 

「得だってことを語るときに、仕事すると…などと未来のことを語るのがいいのか、それとも、今こんないいことがあると語るのがいいんですか?」

西川先生「語りの内容は未来を語るのがいい。未来ってのはある種の法則で決まるから予想ができるけど、目先のことは個々の事象が起こるから予想しずらい。だから未来のことを語るのがいい。」

 

「この前、怖い人が禁煙の場所でタバコを吸ってたけど、私は怖くて注意できなかった。クラスでも、注意したいけど怖くて注意できないってことはあるんじゃないですか?」

西川先生「例えばジャイアン型のアスペルガーに注意注意するのは一人では、無理だよね。でも、集団が出来上がってくると一人ではなく、世話好きの女の子が三名くらいでなら注意できる。

 

私「語りってどんな口調で言うのがいいんですか?」

西川「自分って言うのはここにあるだけだから、例え演じたとしても、直ぐにボロが出るし、そうゆうのは生徒にも見透かされる。今の自分で勝負するしかない。」

 

 

【懇親会での話】

「『』でやってると凄く騒がしくなったり、奇声をあげたり、バカ笑いしたりすることが度々起こるのですが、どうしたらいいですか?」

実践者「私の場合はそうゆうクラスにあたったことがない。」

「(なぜだろう。自分は行き先、行き先そうなるのだけど)と内心思う。」

実践者「クラスの実態がわからないからなんともいえない。先生はそれをどう思ってるの?」

「良くないと思って、止めさせたいと思ってる。話してないで学び合って欲しいし、きゃなきゃワークとかして欲しい。」

実践者「なら、それを伝えればいいんじゃない?でも、学習環境として騒がしいってのはよくない。だから私なら一度止めるかな。止めて、注意するかな。」

 

「(それって後だしじゃんけんじゃないの?そこで、言っていいの?最後の語りで注意することじゃないの?)と内疑問が残る。」

実践者『落ち着いた学習環境がないと、生徒も不満が出てくる。』

 

「最期の語りはどんな風に語ってますか?」

実践者「自分は、起こったことをできるだけ具体的に話すようにしている。『教えてと言えて素晴らしかった。』だけでなく、もっとどんな場面で、どんな風に言ったのかなど具体的に話すようにしている。」

実践者「けど、何を話すかよりも、誰が話すかが大事なんだよ。この人の言うことは聞こうと思える関係が作れるか。『学び合い』は魔法じゃないから、それをやったからうまくいく訳じゃない。」